首を曲げて上を向き辛かったり、呼吸が浅くなっていたり、それもしかしたら❝首下がり症候群❞かもしれません。
筋肉・骨格の専門家である「柔道整復師の馬場直也先生」に家でチャレンジできるプチ筋トレを教えていただきました。
筋肉は何もしなれけば20歳をピークにどんどん減少。一般的に1年で約1%減少していくといわれているので、40代になると20代の頃に比べて20%減少、50代で30%減、70代になると約半分という計算になります。
加齢は誰しも平等にやってくることです。少しでも抗い、いつまでも好きな時間を楽しめるように、健康長寿を目指すためにも、筋肉量を増やしましょう!
整骨院や整体院の経営をしている代表の馬場(ババ)です。
私の毎日は皆様の筋肉と向き合い続けており、感謝の数が私の生き甲斐です。
今日からでもあなたの筋肉は変わります!!
楽しくハッピーになる筋トレ!!

首下がり症候群を簡潔に言うと「身体を起こしている状態で、顔を持ち上げてまっすぐ向くことができない状態」のことを指します。
高齢者に多く、筋力低下や神経の障害が原因で起こることが多いです。首下がり症候群を放置すると、治癒が困難になる為、早期治療と予防が大切です。
今回注目するのは、顔を持ち上げる筋肉「頚部伸筋群」のエクササイズになります。

頚部伸筋群(けいぶしんきんぐん)は首の後ろにある筋肉群で、頭部を後屈させる作用があります。主な筋肉としては、僧帽筋、脊柱起立筋、頭半棘筋、頭最長筋などがあります。

プチ筋トレ①
1)布団やマットなど平らな場所にうつ伏せになります。
2)腕を曲げた状態で胸の横あたりにおいて、上体を反らせてください。
3)その姿勢のまま顔を上げて天井を向いてください。
4)そのままの姿勢で10秒キープします。
5)10秒たったら、首を戻して深呼吸。5秒ほどリラックス。
6)再び上体を反らせて天井を向いてください。
7)これを3回繰り返してください。
ポイント
腕でしっかり上体を支えて安定させると、首に無駄な力が入りすぎません。

プチ筋トレ②
1)布団やマットなど平らな場所に四つん這いになります。
2)背中から腰までを真っすぐにするイメージで身体をキープ。
3)その姿勢のまま首だけ動かして天井を見るようにしてください。
4)そのままの姿勢で10秒キープします。
5)10秒たったら、首を戻して深呼吸。5秒ほどリラックス。
6)再び上体を反らせて天井を向いてください。
7)これを3回繰り返してください。
ポイント
頚部伸筋群の筋肉だけでなく、脊柱起立筋群や腹筋群にも効くため、体幹トレーニングとしても十分期待できます!!

予防医学指導士・柔道整復師
株式会社らいんグループ 代表取締役
■注意点■
☑本企画は、専門家の監修のもと編集をしていますが、実践して体調悪化する場合はすぐに中止して医師にご相談ください。
☑痛みや症状の進行度、治療方針には個人差があります。ご提案のトレーニングがすべての方に当てはまるわけではないことをご了承ください。
☑内科的疾患等により主治医から運動制限をされている方は、必ず主治医に確認してからストレッチやトレーニングを行ってください。
☑このコーナーでご紹介するのは、あくまでセルフメンテナンスです。痛みや違和感がある場合は、自己判断せずお近くの専門医にご相談ください。
※弊社から馬場直也先生に依頼をし、いただいたコメントを編集して掲載しています。
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